No.4
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今回のジョイスティックに取り付ける“おまけ”の機能とは、バンダイさんより発売中の「妄想コントローラ」をドッキングさせて、「妄想ジョイスティック」にしてしまう機能です。 まず、ネジを外すと下のように分解できます。基盤自体はいたってシンプル。GNDも1つで共通です(ど真ん中の銀色から取ることができます)。 Dサブコネクタ(メス)は、妄想コントローラの上カバーのA,Bボタン側に取り付け、コードでハンダ付け。コードを長くすると、ハンダ付けがしやすいですが、中に納まらなくなってしまうので、できるだけ短く。 ネジ止めして元に戻すと下のように。妄想コントローラのボタンを考慮して、その分Dサブが出っ張るようにしてあります。妄想コントローラとしてちゃんと動作すれば、まずOK。その後、ジョイスティックとのドッキングでも動作を確認するということで、ひとまず完成。 |
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HORIさんのPS3用デジタルコントローラ「ファイティングコマンダー3」を使って、配線します。 中身を見ると下のように。アナログ入力やバイブレーションなどがなく、とてもシンプルなのがこのコントローラがとても軽い理由。PS3の純正ワイヤレスコントローラはボタンごとにGNDが分けられているのに対して、ファイティングコマンダー3は全ボタンのGNDが共通な上、素直に銀色のところへハンダを乗せればOKなので、すごく簡単に乗っ取ることができます。「有線でも構わない」「ワイヤレスコントローラが安く調達できない」なら、新品でファイティングコマンダー3を損はないかもしれない。 基盤にハンダ付け。 ターミナルは、丸型端子をネジで留めておいて通電させます。 上の写真ではどのように配線されているかが分かりにくいと思いますので、少しでも見やすいように図で小分けにして。 ○×△□R1R2は、PS3に直接ハンダ付けしてつなげました。 スタート、セレクト、PSもPS3に直接ハンダ付け。L1L2はターミナルを経由させてから。 レバーの上下左右もターミナル経由で。ハーネスをレバーの左側から挿すようにすると、1(黒):GND、2(緑):左、3(黄):右、4(オレンジ):下、5(赤):上。 PS3と妄想コントローラを切り替えるための接続です。トグルスイッチを切り替えることで、PS3と妄想コントローラでどちらのGNDを取るか変更することができます。この切り替えが反映されるのは、レバーの方向とL1L2。 本体側のDサブコネクタ(オス)をターミナルに接続。 以上、5つの図の配線をまとめると完了。 |
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配線が済んだ基盤とターミナルを梱包材で包み、絶縁の処理をします。コントローラのランプを隠れないようにして、ちょっとだけ見えるようにしました。 シールを作って貼りました。シルバーのものに下のプリントアウトします。(下の図をクリックし、開いたページをはがきサイズでプリントアウトするとちょうど良いです) |
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完成しました! ジョイスティック第4号機になります。PS3で使用可能な有線のUSB接続、ビューリックスに準拠したレバーとボタンの間隔、アーケード筐体を意識した手を置いたときにシックリくる手前の傾斜、妄想コントローラとのドッキング。歴代のジョイスティックで最もこだわった造りです。その分、制作費用もかかってしまい、いっそ素直にHORIさんのリアルアーケードPro.を買ったほうがいいんじゃないかと、作っている最中で思ってしまうこともありましたが、改正すればその達成感もひとしお。 妄想コントローラは下のようにDサブコネクタを差し込み、本体の電源と「妄想スイッチ」ことトグルスイッチをON。レバーとグレーのL1L2ボタンが妄想コントローラに連動します。ちゃんと波動拳、ソニックブーム、百烈張り手が出ることを確認。やっぱりジョイスティックのほうが妄想しやすい。 最後までご覧いただきありがとうございました。 |
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・三和電子株式会社 今回のスティック制作にあたり参考にさせていただきました。ありがとうございました。 |
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ジョイスティックを作ろう!制作レポート No.1
ジョイスティックを作ろう!制作レポート No.2
ジョイスティックを作ろう!制作レポート No.3
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