ジョイスティックを作ろう!制作レポートNo.4

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インデックス

(1ページ目)
1 材料の調達
2 材料の加工(木材)
3 材料の加工(プラ板)
4 材料の加工(コード)
5 組み立てる
(2ページ目)
6 おまけ機能搭載
7 コードの配線
8 仕上げ
9 完成
10 没ネタ
11 参考ページ

はじめに

このページを参考にし、事故・故障・損害が発生した場合においても、こちらでは一切の責任を負いかねます。自分の技量とやる気を自覚したうえで、参考にしていただければと思います。ご理解をお願いします。
とにかく、やる気が肝心です。

第4弾となる今回のコンセプトは次の3つ。
1:PS3用のジョイスティックを作成する(PS3は1,2と異なりUSB接続のコントローラなので、以前に作成したものが使用できない)
2:第1弾で作成したジョイスティックでの不満だったところを改善しつつ、ゲームセンターのアーケード筐体により近づける
3:自作だからできる“おまけ”の機能を搭載する

このページを参考にしたい方は、レポートNo.1とあわせてご覧いただければより分かりやすいと思います。

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材料の調達

 

 

品名 数量 単価 金額
主要な材料
TLF-TP-8Y 基板タイプジョイスティックレバー 1 1780 1780
TLF-H ハーネス 1 400 400
OBSF-30 ハメ込み式押しボタン30Φ (イエロー6、グレー&ブラック2) 8 168 1344
OBSF-24 ハメ込み式押しボタン24Φ (レッド2) 3 147 441
Dサブストレートケーブル オス(25P)-オス(25P) 1.5m 1 368 368
SDM-20  サービススイッチ 20Φ R 1 105 210
導線 2m×7色 1 560 560
エンビ板(縦200×横300×厚さ2[mm]) (黒、透明) 2 400 800
エンビ板(縦300×横300×厚さ1[mm]) (黒、スモーク) 2 300 600
木材 (長さ1000×幅40×厚さ10[mm]) 1 200 200
木材 (長さ400×幅20×厚さ10[mm]) 1 150 150
発泡スチロール製板 5mm厚 1 105 105
乗っ取り用のPS3コントローラ(HORI ファイティングコマンダー3) 1 3000 3000
その他使用した材料
Dサブコネクタ メス(9P) 4 157 628
Dサブコネクタ オス(9P) 1 100 100
トグルスイッチ 1回路2接点 1 115 115
丸型圧着端子 (内径3mm) 40 5 200
妄想コントローラ ストリートファイターII 3種類 3 888 2664
買ったが使用しなかった材料
PS3ワイヤレスコントローラ(DUALSHOCK3) 中古品 1 3980 3980
FFCフラットケーブル (ピッチ1.0mm、極数20ピン、長さ100mm) 1 480 480
FFC->2.0ピッチ変換 20(1.0)-20(2.0) 1 900 900
抵抗 8.2kΩ (10本単位) 1 100 100

その他小物、道具は含まれておりません。また、使いまわしているパーツもあるため、実際にかかっている費用と異なります。

「その他使用した材料」は、“おまけ”の機能を付けるために必要となった材料です。純粋にジョイスティックを作るだけであれば必要ありません。
「買ったが使用しなかった材料」は、使う予定で買ったものの、作っていく中で計画を変更したためにいらなくなってしまった材料です。

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材料の加工(木材)

木材は以下の寸法で切り、ヤスリをかけたら黒のポスターカラーで塗装します。乾いた後、透明のつやありスプレーを吹きつけコーティングしました。(外から見えないパーツは塗らず)
寸法は以下のとおりです。単位はミリ。


組み立てると次のような形に。

 

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材料の加工(プラ板)

使うプラ板は4枚。
<プラ板1>
厚さ2mmの黒いプラ板は300mm×255mmのサイズで、下のように穴を開けます。(横軸,縦軸)で、穴の中心の座標を印しました。赤い字は直径30mm、青い字は直径24mm、緑字は直径20mmの穴を開けます。
タイトーさんのゲーム筐体「ビューリックス」を意識したレバーとボタンの位置間隔になっています。

 

<プラ板2>
厚さ1mmの黒いプラ板は300mm×205mmのサイズで、下のように穴を開けます。赤い字は直径30mm、青い字は直径24mmの穴を開けます。(45,22)の穴のサイズが違う以外は、<プラ板1>と同じ。これで重ねると、PSボタンとしてサービスボタンを取り付けたときに1段下げることができるので。

 

<プラ板3>
厚さ2mmの透明のプラ板は300mm×200mmのサイズで、下のように穴を開けます。8つとも直径30mmの穴で、開けた後に点線のところを切り、枠だけ残るような状態にします。

 

<プラ板4>
厚さ1mmのスモーク(半透明)のプラ板は300mm×200mmのサイズで、ネジ穴を開けるだけ。とくに加工しません。

 

その他
土台の左側にスイッチとDサブコネクタを取り付けるための板(左上)、配線を中継させるターミナル用の板(左下)、レバーを5mm低く調整するための発泡スチロールの板(右)。

 

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材料の加工(コード)

できるだけ直接ハンダ付けせずに端子を取り付けることで、配線を間違えたときや故障したときのメンテナンス性がアップします。とくに今回は、おまけ機能を付けるため、丸型端子を付けて繋ぎ合わせやすくしました。

○×△□R1R2用のコード(左)と、L1L2用のコード(右)。

 

PSボタン用のコード(左)と、スタート、セレクト用のコード(右)。

 

方向とL1L2を、PS3コントローラからターミナルまで繋げるコード(左)と、レバーのハーネス(右)。

 

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組み立てる

材料の加工は完了したところで、土台の組み立て、レバー・ボタンの取り付けを行います。

まずは、木材パーツと<プラ板1>、<プラ板3>をネジ止めで組み立てます。
→その他、サイドから見た写真

 

<プラ板2>を上から重ねたら、手前から45mm(傾斜の始まり)のところを熱して曲げます。今回はヒーターガンを使用しています。厚さ1mmの板であれば元から曲げやすいので、ドライヤーやホットプレートなど、身近なもので代用できるかもしれません。

 

レバーは、5mm厚の発行スチロールを挟むようにして、長さ40mmのネジをガイド(透明のパーツ)ごと貫通させて固定します。

 

ボタンは<プラ板1>と<プラ板2>を重ねた状態で取り付け。見た目はだいぶ完成に近づきました。

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