ジョイスティックを作ろう!制作レポートNo.1

インデックス

1 材料を集める
2 穴を開ける
3 パーツを取り付ける
4 土台を作る
5 コントローラ基盤を加工する
6 配線する
7 最後の組み立て
8 おまけの仕上げ
9 参考ページ

注意とお願い

このページを参考にし、事故・故障・損害が発生した場合においても、こちらでは一切の責任を負いかねます。自分の技量とやる気を自覚したうえで、参考にしていただければと思います。ご理解をお願いします。
ちなみに私は、このような改造をするのは初めてでした。やる気が肝心だと思います。

制作レポート No.2はこちらへ

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材料を集める

重要なパーツ類は三和電子さんよりホームページで注文しました。

 

その他の材料はホームセンターで揃えました。

PS2用のジョイスティックを作りたいならば、PS2用のコントローラを用意します。中の基盤だけを使うので、ちゃんと動作すれば中古でかまいません。私は使わなくなったHORIさんのポケットコントローラを用意しました。ちなみに新品を100円で買ったものです。

品名 数量 単価 金額
JLF-TP-8T  LB-35-Y  基板タイプジョイスティックレバー/平鉄板タイプ 1 2205 2205
JLF-H/JLF-TP専用ハーネス 1 493 493
JLF-CD  シャフトカバー・ディスクセット 1 178 178
OBSN-30-Y  ネジ式押しボタン30Φ 8 210 1680
SDM-20  サービススイッチ 20Φ Y 2 105 210
(送料+代引き手数料) 777
小計 5543
品名 数量 単価 金額
エンビ板(縦200×横300×厚さ2[mm]) (黒・透明) 2 399 798
木材(長さ400×幅40×厚さ14[mm]) 3 50 150
10芯コード(導線)5m 1 89 89
クギ(長さ25[mm])50本 1 63 63
小ネジ(太さ5×長さ15[mm])3本 2 126 252
タッピングネジ(太さ3.5×長さ12[mm])16本 1 63 63
滑り止めコルクパッド 8枚入り 1 105 105
小計 1520

合計:7063円
※すでに手元にあったもの(コントローラなど)や道具(ハンダごてなど)は含まれていません。

かろうじてHORIさんのリアルアーケードPro.(8379円)よりは安く上がりました。でも自作なら好みのスティックにできますから、満足するものを作れば安いかも。

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穴を開ける

ドリルでエンビ板にボタンとネジの穴を開けます。体力的にはここが1番大変です。
エンビ板は2mmの厚さを選びました。1mmでは薄くてハードな操作に耐えてくれませんし、3mmでは加工が大変なうえ値段が高くなります。
100円ショップではアクリル板が手に入るそうなので、それを使ってもいいです。近所の100円ショップに売られていなかったので、400円もするエンビ板を使いました。

上の画像をクリックすると、今回使った設計図があります。ページごとプリントアウトすれば、ピッタリな寸法だと思います。

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パーツを取り付ける

 

穴が開いたら、スティックやボタンを取り付けます。スティックは小ネジ・ワッシャー・ナットで固定しました。

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土台を作る

 

木材を上のように組み立てます。強度を上げるために中に支えを入れてあります。
このあと水彩絵の具の黒で塗装しました。あとから気づきましたが、水彩絵の具は乾いても、こすると色が付いてしまいます。仕上げにニスを塗るといいです。

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コントローラ基盤を加工する

 

コントローラを開けてみると上のようになっていました。L・Rの部分は、なくても問題ないので切り離します。

ボタンの黒い部分をカッターで削っていくと、銅色の接点が出てきます。ここにハンダを乗せます。強く削りすぎると、接点がはがれてしまうので注意。
裏にはちいさくハンダが付いているので、そこからハンダを乗せることもできます。接点がはがれてしまったときは、それを使います。

→もっと詳しく知りたい人はこちらへ

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配線する

ハンダごてで配線します。スティック制作で1番大事で、面倒な部分です。ハンダ付けが得意な人なら簡単でしょうが、ひさしぶりにやった私にはとても難しかったです。うまくいかなくても落ち着いてハンダ付けしてください。そうでないと私のように接点がはがれてしまうことがあります・・・。

上の写真ではよく分からないので、配線図を載せておきます。
正しく動作するか試してみましょう。ボタンが反応しているか、位置が正しいか、上下左右が合っているかをチェックです。
ハンダ付けが終わったら、基盤にテープを巻きつけたり、プチプチに包んで絶縁します。

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最後の組み立て

 

スティックにシャフトカバー・ディスクそしてボールを取りつけ、土台に天板と底をネジ止めすると完成です!
コードが出るように、あとから土台をコードの太さ分削りました。
底には滑り止めとしてコルク板を張ってみました。

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おまけの仕上げ

 

右の図をシールラベルにプリントアウトして貼りました。使ったのは、つや消しメタルタイプです。電気屋・パソコンショップで売られています(400円くらい)。

 

シールを貼るだけで、だいぶ売り物っぽくなりますね。言わずもがなこのデザイン、ナムコさんのナムコジョイスティックをイメージしたものです。

 

改めて寸法を言いますと、縦20cm×横30cm×高さ11cm(土台4cm+スティック7cm)です。重量は1kgでした。
比べられるジョイスティックを持っていないので評価ができませんが、なかなかいいものができたと思います。実は土台がゆがんでいて、ガタついているんですけどね。パーツはケチらずに注文で調達しているので、使い心地はバツグンです。自分で作ると、愛着が湧くのがいいですね♪
→スティックを少し縮めるため手を加えました。(06.05.31)

このレポートを見て「自分もスティックを作ってみようかな」と思った人が一人でもいれば、幸いに思います。
by kirinriki

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参考ページ

三和電子株式会社
HORI
HORI  ポケットコントローラ
HORI  リアルアーケードPro.
ナムコ
ナムコ  ナムコジョイスティック
GAME Watch
GAME Watch  不定期連載 ゲームグッズ研究所【第14回】
アーケードスティック改造ページ
ゲームな日々
鉄拳4スティックの改造
HardGamer
ダメ人間放浪記
投げキャラ主義。
鴨の浮寝

今回のスティック制作にあたり参考にさせていただきました。ありがとうございました。
kirinriki (2005年11月11日)

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